観劇日:11/13(土)11/14(日)千秋楽

観劇場所:東京宝塚劇場 1階16列センター・ ブルーレイ・ライブ配信

東京宝塚劇場へ出向くのは久しぶりでした。コロナが大流行する直前の宙組公演「エルハポン」以来の東京です。しばらく宝塚大劇場での観劇が続いていたので劇場空間を思い出すのに時間がかかりましたが、東京の劇場は割とカーブをしていなくてストレートな客席のフォーメーションに近いのでどの席であっても結構体感近いです。今回の16列目も舞台上の目線と同線に近くタカラジェンヌの視線を浴びたと勘違いしやすいです。(笑)

千秋楽の前日公演とあって、お芝居はもう皆さん慣れたものでアドリブなどで観たいポイントは決まっていたのですが、やはり目がいくつあっても足りない。ブルーレイのように巻き戻せない。序盤から終盤までおふざけ7割、カッコいい3割くらいで本当に楽しめた公演でした。ショーについては出演者全体に感じることでしたが疲れがかなり溜まってきている期間だと思います。スカイステージのトークでも言っていましたが疾走感があってショーをやり切ったあとに立ち上がれないくらい疲れると皆さん口を揃えて言っていたのを思い出し、自分自身も何か心配のような感情を抱きながら、心の中で「頑張って~!」と思いながら観ていました。そんな心配を他所に咲ちゃんを始め希和ちゃん、あーさそして皆様本当に素晴らしい公演でした!

今回の公演は私自身が、宝塚千秋楽のライブ配信とブルーレイ発売日が観劇の前だったので映像では物語についてはしっかり予習をしてから観劇することができました。本当に主人公の咲ちゃんなど主要キャスト以外にも特に新宿の街での場面など隅っこの出演者まで小芝居をされていて、見どころがたくさんでした!今回は違った感想を含め自分が個人的に好きな場面を少しマニアックになりますが、少しずつ書いていきたいと思います。ライブ配信の観劇感想と合わせてお読みいただければ嬉しいです。

まず、プロローグ場面で一番好きなポイントはみんながシティハンターの歌を歌うところ。ここの場面は、悪役の皆、ジェネラルの真那春人さんや劔会のメンバーも一緒に踊って歌ってくれる平和な場面が大好きです!歌が終わった瞬間に真那春人さんが手に持った機関銃を空に撃って物語が急変する大事な場面なのですが、大好きな場面です。

次に、咲ちゃんと希和ちゃんのベッドの場面では冴子が来て仲良くしているところを嫉妬した香が100トンハンマーを床に叩いて舞台袖にはけた後の䝤と冴子の歌のナンバーが大好きです。冴子役の彩みちるちゃんは本当にセクシーで、足が綺麗!スカステで野上3姉妹のトークで、みちるちゃんが言っていましたが今回の衣装がスリットが太ももまであり足がよく出ているので公演が終わって帰宅したらまず、足のマッサージを入念にしているような努力をされているようです!その効果もあってか咲ちゃんよりもうんと下級生なのに本当に色気が出ていて䝤が「さえこたん」って寄り付くのにも頷けます!その歌が咲ちゃんも本当に冴子には「ハッスルチケット」が溜まっているのにいつもそのセクシーさに負けて騙されてしまうんだという表情と体現で咲ちゃんがクネクネになっていて可愛い場面です。

次に、あーさと希和ちゃん、綾さんのそれぞれの銀橋でのソロナンバーが終わって夜の新宿の街での場面。この新宿の場面は何回か出てくるのですがこちらでは小芝居のオンパレードで目がいくつあっても足りません。個人的ではありますが注視してほしいところを後にも分けて数か所書いていきたいと思います。最初の新宿の場面ではセリフこそマイクでは入っていませんが、真ノ宮るいくんで警視正の役ではあるのですが、悪とつながっている役なので悪役なんです。しっかり表の顔と裏の顔を演技しているのでそこを見てほしいです。

次に夜の公園のベンチで䝤と香が小林千風さんのXYZの依頼に心が震えて受けるという決断をしてからの咲ちゃんのGetWildの歌と所作が素敵すぎて悶絶します。全ての歌と振付が本当に洗練されていて、誇りをもってこの歌を自分のものにしているんだなと感じます。銀橋て幅1メートルの狭いところで小さく踊ってしまいがちだと思うのですが、大きく、そして動きと動きの間の絶妙な間やその時の表情、全てにおいて貫禄さえも感じてみていました。

次に、グジャマラの場面で䝤とアルマ王女の出会う場面。ほんの一瞬すぎてマニアックですが、夢白ちゃんのこの場面の設定が7歳の少女ということ、ということでセリフを本当に7歳の少女が言っているように子供っぽく言っていて本当に可愛いんです!

次に、また新宿場面です。こちらでは綾凰華ちゃんにまつわる場面が大好きでつい目を追ってしまいました。実は槇村はプロローグ場面でジェネラルに撃たれて死んでしまっているんです。なので、幽霊としてセリフを言ったりしているので新宿の皆には槇村の存在は見えていないハズなのに一人だけ槇村の事が見えている人がいるんです。それが、スケバンみたいな恰好をしているさやかです。槇村を追いかけていたり会話をしていたり、これはスカステでも綾さんが言っていたのですが、もう1個面白い場面は幽霊なので、黒板近くでバーのマスターやクラブのママやキングコングって言われていた叶ゆうりさんの3人組が綾さんが近づくと「何か、寒くない?」っていう感じで3人ともぶるぶる震えだすんです。(笑)これが本当に好きな場面です!

次にねこまんまのクラブの場面。こちらは咲ちゃんの䝤ちゃんやアーサのミックの楽しんでいる場面は観ていて最高な場面ではあるんですが、私は政の諏訪さきちゃんが大好きでつい見てしまうんです。䝤のせいでツケを払うためにママに働かされている嘆きとママに「オーダーとってこい」と言われ委縮している姿と劔会から逃げて店に入りこんできた豊に「なんだ~オメ~!」って舌を巻いてセリフを言っているのが大好き過ぎて、ライブ配信、ブルーレイ、生観劇と目で追ってしまいました。

次に䝤とアルマ王女の咲ちゃんと夢白ちゃんの新宿の夜景をバックに歌うデュエットの場面。なんといっても二人の声がすごく相性がいいのかすごく綺麗に聞こえました。しっとりとした雰囲気の場面なので、二人ともゆっくりと気持ちを込めて歌っているとこが良かったです。

次にアルマ王女がジェネラルの人質となってしまい、それは香の失敗もあったので香がその失敗を取り返すために家出をしてしまって䝤がその手紙を読んだあとに落ち込みながら、キャッツアイのカフェへのシーン。腐れ縁で䝤とは仲がいいのか悪いのかわからない海坊主へその香からの手紙を渡した後にみんなから「香が家出して寂しいんでしょ?」と言われて䝤が認めたくない姿に海坊主が「強がってら~」って言ったセリフに対して咲ちゃんの「うるせぇタコ!」までは恐らくセリフなのですがその後の一言はアドリブなんですよね。時には「イカ!タコ!カメ!」だったりライブ配信では「海に帰れ!」でした。東京公演は残念ながら聞き取れませんでしたが、、、。大好きな場面です。

こちらが、シティハンターのマニアック感想の最後です。䝤と海原の銀橋でのシーンの時の咲ちゃんの腕!細くて、セクシー!そして、海原が「䝤、グジャマラへ来い!もう一度私たちの・・・」の後に咲ちゃんが発する「悪魔に魂を売るつもりはない!」これはプロローグで槇村がジェネラルに発したセリフと全く同じなんです。要所要所で䝤と槇村の関係は語られないまでも䝤の中に一本太い筋が通ってるというか槇村の記憶・引きずっている哀しみみたいなのも重なりとても深いセリフだなと感じました。

番外編で、劔会の倉庫に教授の調合した注射をもって羽織さんと希良々ちゃんが侵入する最初の場面で劔会の若手が大きい携帯電話をもってお母さんに電話をしている場面で東京公演では「だから、絶対見たんだって!ツチノコ!」って爆笑!おそらく、セリフをいっているタカラジェンヌの子はツチノコって知らないと思うんですが、がっつり世代の私には今日1番で笑った場面でした!

最後までお読みいただきありがとうございました!

By 7motomiya

宝塚を好きになったのは高校生の時、周りに宝塚好きの友達の影響で好きになり轟悠さん、春野寿美礼さん、水夏希さんとファンを経て数年ブランクが開いた後に雪組:彩風咲奈さんの出演「Greatest HITS!」で沼に落ちファン熱人生最大値に到達しようとしています。観劇は年に数回、咲ちゃんの出る公演は数回遠征はします。雪組ファンに見えますが、特に贔屓組はなく観たい演目があればどの組でも観に行きます。

One thought on “雪組 公演「CITY HUNTER~盗まれたXYZ~」見どころ・場面・ランダム感想”
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