観劇:ライブ配信
観劇日:4月11日

本日は、雪組公演「fff フォルティッシッシモ 〜歓喜に歌え〜」の観劇感想について書いていきたいと思います。宝塚大劇場公演のライブ配信での観劇感想についても以前投稿しているので、そちらの比較しながらお読みいただければ嬉しいです。また、ショーについても記憶をたどってランダムに少し触れています。

まず、こちらの公演は言わずもがな望海風斗さん・真彩希帆さんのトップスター退団公演でもありました。だいもんのお披露目公演からずっと雪組を観てきた私にとっても本当に感動的な千秋楽でありました。コロナ禍ではありますが、まさか家でサヨナラ公演を観れるなんてとてもよい機会ではありました。望海さんも最後だし、泣くかな~と思いましたが最後までとっても美しい晴れ晴れとした笑顔でした!真彩ちゃんは娘役ですし、男役さんに慕う気持ちが強いと思うので宝塚を卒業すること自体は悔いはないとは思うのですが、望海さんの話になるとやはり「感謝」の気持ちがウルウルと涙となって表れているのかな~ととても微笑ましい、一般人から見ても良い関係だなと親のような不思議な感覚で観ていました。この公演で退団する、翔くん、煌羽レオくん、真地くん、ゆめ真音くん、朝澄希くん、娘役さんではひーこさん。みなさんからの退団挨拶で感じたことは、共通して宝塚に出会った瞬間から変わらぬ宝塚への愛が退団するまで続いていること!ファンには分かりえない悔しい気持ちや、辛かった経験はたくさんあったと思うのですがそれを乗り越えれる場所や仲間・支えてくれる人がそれぞれいらっしゃるんだなと本当に感じました。とてもみなさん美しかったです。

退団者の方々への感想で長くなってしまいそうなので、このあたりで公演の感想を書いていきたいと思います。

まず、前回の宝塚大劇場のライブ配信でも語ったのがオープニングの構成が好みすぎて私の大方のライブ配信を観る目的はオープニングだったという話です。東京公演もやはり良かったです。私的なツボですが、真那さん・みちるちゃん・縣くんの3人が「連帯責任!?後継者って誰だっけ?」のセリフの後に爆音が響き渡ってからの数分で望海さんのオケボックスからの後ろ姿→咲ちゃん→翔くんの3人の登場がカッコよすぎてたまらないのです。特にわたくしは咲ちゃんが好きなので、振り向き様の銃を振り上げて後ろ肩にのせての「ドヤ顔」!好きすぎます。あとの感想で詳しく書きますが大劇場よりもさらに強いナポレオンでした。

ここからは、キャスト別に感じた点を好き勝手簡単にまとめさせてもらいます。

まずは、望海風斗さんの強靭な喉について。オープニングのライトが当たった瞬間に歌う「あ~あぁ~」の歌声はどこまで息が続き、どこまで伸びる声なんだろうと。そしてこのクオリティを千秋楽まで保てるのは本当に強いなと圧巻でした。またベートーヴェンのビジュアルそのもので、髪型も分け目を右からすごい持ち上げているのも凄い良かったです。振り返ると望海さんの役って「ひかりふる路」や「ファントム」や「ワンスアポン・・・」など明るい役とはほど遠く悩みや苦しみから一筋の光?を追い求めるや人生を模索する役が多かったように思います。今回のベートーヴェンの役も幼少期の頃から親の厳しいしつけから自分の病気のことなど決して恵まれた環境ではない役を見事に演じられていたなと感じました。ショーについては、盗賊の鋭さとビジュアルの鋭さがとてもマッチしていて黒いお衣装が多かったのですが、似合っていました。

次に、もうすでに雪組トップスターの名を引き継いだ彩風咲奈ちゃんについて。まずは、トップスター就任本当におめでとうございます!そして、朝月希和ちゃんとのコンビ相性はすでにスーパーボイジャーの公演から何度が組んで来た中なので気心知れた相手役さん同士で良かったね。という感想です。少し脱線しますが、咲ちゃんの相手役さんは潤花ちゃんとだとばっかり思っていた私にとっては宙組公演「ホテルスヴィッツラハウス」の初日映像をスカステニュースで見たときは、潤花ちゃんが咲ちゃん以外のスターさんと組むなんて(涙)と直視できなかった自分が少しいました。しかし、希和ちゃんとなら咲ちゃんは安心感が違うのかなと咲ちゃんの希和ちゃんへのコメントを聞いたりしているとこれからが楽しみではあります。前置きはさておき、咲ちゃんのナポレオンの感想についてです。結論から申し上げると、大劇場よりナポレオンさらに孤高だった!オープニングの登場からとても強い表情で、剛腕さが増し、とても良かったです。セリフの言い方も大劇場では少し早口かな?と感じましたが東京では、一つ一つのセリフに間をもたせて貫禄のあるナポレオンでした。彩風咲奈は少しも感じなかったです。ナポレオンそのものでした。ショーでは本当に色々な表情を魅せてくれるなと感じました。特におすすめは上海マフィアのシーンですね。銀橋でのハスキーな声と赤のお衣装がスレンダーで似合う~。あの場面は咲ちゃんは娘役さんとはきいちゃん以外ではからまず、翔くんとのにらみ合いダンスが見どころでした。翔くんとの彩彩コンビと言われてきた二人で最後踊れてよかったね。と感じました。

以下は私的に気になったキャストや場面についてランダムに語っていきたいと思います。

お芝居の中で彩みちるちゃんの場面はオープニングでお客様を引き込む大事な役どころだと思うのですが、あまり長い歌を歌う場面は無かったにも関わらず、少しの歌を聞いただけの感想なのですが「あれ?歌が上手くなった?」と感じるほど、きっと努力されてきているのかなと感じました。個人的な考えでは、月組トップ娘役の候補に挙がってもいいのでは?と感じるほどお芝居も、身のこなしも上手な子なので変わらず見守っていきたいなと感じる子ではあります。

あーさこと朝美絢さんは、育ちのよさそうな役どころが板について爽やか度が増していました。こんな人が初恋の人の旦那さんだったら、すぐ諦めてしまうくらいお金持ちのいいとこの坊ちゃん感が似合っていました。ショーになると夢白あやちゃんとのオープニングで銀橋で渡る場面はオラオラ系に変わりいろんな表情が楽しめました。あーさは2番手昇格できるのかな?95期がトップ3人目の就任が決まったのもありますが、本人には慌てる気持ちは持たず、もっている魅力を発揮していってもらいたいと思います。

綾凰華ちゃんは、ベートーヴェンのパトロン役。可愛らしいお顔立ちは変わらず健在ですが、声が咲ちゃんと同様に私的に好きなポイント。力強いセリフの言い方も好きです。個人的にもっと活躍の場が増えればいいのにと思う次第ではありますが、バウ・KAATの別箱はあやなちゃんでも良かったのでは?と思ったりもしますが、全国ツアーの2番手ポジも美味しいか。チャンスではありますね!ショーでは縣くんと一緒に咲ちゃん筆頭のダンスが見どころだと思うので楽しみです!

縣千君は、ビジュアルがとても安定してきましたね。今回の髪色がとても似あっています。真那さんとみちるちゃんとの3人の中でもどこか肝が据わっていて、冷静に物事を考えているような縣君そのものでした。ショーでは、あやなちゃんとニコイチ的な存在ではあるので、良い意味で競いあっている少し上の上級生がいるからこそ頑張れるポジションですよね。次回の大劇場公演のシティーハンターでの海坊主役が本人のターニングポイントとなればいいですね。

以上、雪組のfff フォルティッシッシモ 〜歓喜に歌え〜 観劇 東京公演の感想でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

By 7motomiya

宝塚を好きになったのは高校生の時、周りに宝塚好きの友達の影響で好きになり轟悠さん、春野寿美礼さん、水夏希さんとファンを経て数年ブランクが開いた後に雪組:彩風咲奈さんの出演「Greatest HITS!」で沼に落ちファン熱人生最大値に到達しようとしています。観劇は年に数回、咲ちゃんの出る公演は数回遠征はします。雪組ファンに見えますが、特に贔屓組はなく観たい演目があればどの組でも観に行きます。

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